琥珀色のコルク周皮の壁
Plants — meristems & tissues

琥珀色のコルク周皮の壁

木の外皮の断面の中に立つと、世界はすべてアンバー色の煉瓦によって組み立てられている。コルク細胞が放射状に連なり、マホガニー琥珀に輝くスベリン壁が寸分の隙なく積み重なり、各細胞の内腔は完全な暗黒の矩形空洞として封印されており、液体も細胞質も二度と立ち入ることのない密室となっている。まるでステンドグラスの大聖堂の石組みの内部に潜り込んだかのように、壁そのものから温かな光が滲み出し、列柱は遠くまで曲面を描きながら続いていて、それが巨大な生きた円筒の内側に立っているという事実をかすかに思い知らせる。コルク細胞の列が突然途絶える場所で景色は一変し、フェロゲン――薄く生きた形成層の一枚膜――が死んだ琥珀の城壁に続いて現れ、その細胞壁は濡れた和紙のように無色透明で、水っぽい細胞質の淡い青緑の光を帯びている。さらにその内側では、フェロデルムの柔細胞が葉緑体の緑をほのかに宿しながら緩やかに並び、隣接するレンティセルでは、スベリン化が不完全な補完細胞が不規則に崩れ、細胞間の隙間を通じて外界へと通気する生物学的な息抜き口として、金色と白の散乱光を暗い城壁の中に招き入れている。

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